糖尿病が原因でがん、認知症が増加

糖尿病が原因で、がんや認知症が増加

糖尿病がアルツハイマー病等の認知症を発症する可能性が高くなることが判明。
ワシントン大学の研究によると、
マウスの血糖値を異常に高くすると
脳内にアミロイドベーターというタンパク質の増加が認められた。

 

アミロイドベーターというタンパク質は、
アルツハイマー病の要因と考えられている物質の一つです。

 

またピッツバーグ大学での研究によると、
糖尿病でない人と糖尿病患者を比べると、
糖尿病患者は、はるかに多くの脳内病変が認められ、認知機能が低下していたそうです。

 

 ノースカロライナ州にある
ウェイクフォレスト大学医学部のスザンヌ・クラフト教授の研究によると、
インスリン非依存型(2型)糖尿病の患者にとって、
運動はアルツハイマー病のリスクを減らすの効果的な方法の一つだと言われています。

 

運動することで、インスリンの代謝機能が増し、

糖尿病


それによってインスリンがアミロイドから脳を守り、
ニューロン(神経単位)と記憶の形成のつながりを改善すると考えられています。

 

日本でも、九州大学清原教授の研究により
糖尿病はがんや認知症を発症するリスクが高くなることが判明しています。

 

清原教授によると、

「糖尿病患者を診たら、がんを疑え」「認知症も生活習慣病」

 

糖尿病患者の死亡原因で、
以前は動脈硬化性疾患による死亡が多かったのですが、
最近では動脈硬化性疾患による死亡の減少に伴い、今では癌による死亡が増えているそうです。

 

糖尿病で発がんリスクは2倍、アルツハイマー病発症リスクも2倍になるそうです。

 

認知症患者は、2040年には、
約1000万人、つまり国民の10人に1人が認知症と推計されています。

 

60歳以上の約2人に1人は死亡するまでに認知症を発症すると推定され、
「今のままでは、夫婦が長生きしたら、どちらか一人は認知症になる時代が来るだろう。
日本の最大の健康問題は認知症であり、国家的危機とも言える」と清原教授は警鐘を鳴らしています。

 

「がんと認知症を予防するために、糖尿病を治療する時代」になってきたのだと清原教授は強調されているようです。

 

 



HbA1cの値と心筋梗塞、脳梗塞になる確率

2015年6月発表
糖尿病になると心筋梗塞、脳卒中になる確率が高くなることは
従来の研究からよく知られていることです。

 

この度国立がん研究センターと東京女子医大などのチームが発表した論文によると
過去1〜2カ月間の血糖値の
平均を反映するHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が高いと、
心筋梗塞や脳卒中の確率が高まることを具体的な数字で持って表された。

 

同研究チームによると
1998年〜2009年にかけ男女29,059人の追跡調査の結果。

 

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が
ほぼ正常の(5〜5.4%)だった人と比べ
5.5〜6.4%の場合は、心筋梗塞や脳卒中になる確率が同程度だった。

 

しかし6.5%以上では1.77倍に高まり
糖尿病と診断された人は、1.81倍になった。

病院で指導される食事療法では、なぜ血糖値は下がらないのでしょうか。


食事療法と言っても全て同じではありません。
血糖値が確実に下る食事療法でないと意味ありません。
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